先進的なイメージとして捉えられやすかった「省エネ住宅」。今や、当たり前の存在になっています。そんな省エネ住宅を北海道で建てるなら、気密性や断熱性などの建物の性能と、効率のよいエネルギー設備をセットで評価し、「トータル」として優れた省エネルギー性能を持つ住宅に贈られる「ハウスオブザイヤーインエナジー」を受賞した家を選びたいところ。そこでここでは、ハウスオブザイヤーインエナジー(省エネルギー性能を持つ住宅に贈られる、栄誉ある賞)2019※[地域1.2(省エネ基準地域区分)]に選ばれた、公式HPに価格の記載のある3社の商品プランを比較してみました。(2022年4月時点)
※参照元:日本地域開発センター公式HP「ハウスオブザイヤーインエナジー特別優秀企業2019」http://www.jcadr.or.jp/HOYE/house-2019top_result.html
コスパ重視で選ぶなら
(ロゴスホーム)
参考価格 |
2,480万円~(税込) 35坪、2階建て4LDK |
断熱 | ||
外断熱 | 内断熱 | 屋根断熱 |
○ | ○ | ○ |
耐震構法 |
・2×6工法 ・モノコック構造 ・ベタ基礎工法 |
標準装備 |
キッチン、外壁、床材、ドア、照明器具、バスルーム、洗面、トイレ、床暖房 |
創エネするなら
(住まいのウチイケ)
参考価格 |
2,728万円(税込) 1階22.5坪、2階20坪(床面積) |
断熱 | ||
外断熱 | 内断熱 | 屋根断熱 |
○ | ○ | ○ |
耐震構法 |
・メタルジョイント工法 ・剛床工法 |
標準装備 |
太陽光パネル、トイレ、キッチン、エコセンサー付タッチレス水栓 |
制震を重視するなら
(大鎮キムラ建設)
参考価格 |
2,314.4万円(税込) 35坪、2階建て |
断熱 | ||
外断熱 | 内断熱 | 屋根断熱 |
○ | ○ | ○ |
耐震構法 |
・木造軸組工法 ・制振ダンパー |
標準装備 |
エアコン、玄関温水床暖房、トイレ、省エネモニター、スマートエルラインライト |
※ロゴスホーム参照元
・参考価格、断熱、耐震構法、標準装備:https://www.logoshome.jp/brand/duo-tres/
※住まいのウチイケ参照元
・参考価格:https://www.uchiike-home.co.jp/ecohousezero/
・断熱、耐震構法、標準装備:https://www.uchiike-home.co.jp/specification/
※大鎮キムラ建設参照元
・参考価格、標準装備:https://daishinkimura.com/lineup/enerla.html
・断熱:https://daishinkimura.com/housing/spec.html
・耐震構法:https://daishinkimura.com/housing/method.html
省エネルギー性能を持つ住宅に贈られるハウスオブザイヤーインエナジー2019※[地域1.2(省エネ基準地域区分)]に選ばれた注文住宅の商品プランについて詳しくみていきましょう。(2022年4月時点)
エコ性能と快適性を高めたプレミアムな住まい
フォルテージTRESは、北海道を中心に東北にも展開する地域密着型のハウスメーカー「ロゴスホーム」が提供する注文住宅。スタンダードプランの「フォルテージDUO」から更に進化し、エコ性能と快適性を高めたプレミアムな住まいとなっています。“100年快適に”をテーマに、地震や積雪、火災など様々な角度から耐久性にこだわった商品となっており、DUOとの違いは外壁付加断熱工法や第1種熱交換換気システム、天井断熱400mm、トリプルサッシが搭載されているところ。デザインもとことん追求できるので、細部まで自分好み+高機能なマイホームをお求めの方におすすめです。
もともと、物はあまり置きたくないほうなので収納は余るほど造りました。家中気に入っています。造ってみないと分からない部分は確かにありましたが、うまい具合にいったなあと思いますね。とても落ち着ける、憩いの場所です。
お金のこと等、聞きたいと思ったことに率直に答えてくれた。同じようなデザインの家は、もしかしたら他の会社でも作れたかもしれない。でも、『この人に作ってもらいたい』って思ったんです。
建築中は楽しかったです。構想していたイメージがあったので、ワガママをたくさん言ったと思います。ずっと頭の中で練っていたものをカタチにしてもらった感じですね。プロの方のアドバイスをいただいて、思ったもの以上に素敵なものが出来上がりました。僕一人じゃ思いつかなかったなというものが、けっこうありましたね。本当に冗談抜きで全部が気に入っています。
わからないこととかも、電話したらすぐに教えてくれて、すごく助かりました。内装はロゴスホームのインスタを参考にしたり、床材は帯広(モデルハウス)のを見たり。たくさん選べるというのが楽しかったです。お気に入りはリビングかな。広いから。
会社名 | 株式会社ロゴスホーム |
所在地 | 帯広市東3条南13丁目2番地1 |
店舗情報(帯広) | 店舗名:ロゴスホーム帯広 所在地:帯広市東3条南13丁目2番地1 |
店舗情報(釧路) | 店舗名:ロゴスホーム釧路 所在地:釧路市昭和中央3丁目21番14号 |
店舗情報(中標津) | 店舗名:ロゴスホーム中標津 所在地:標津郡中標津町東1条南10丁目2番地2 |
店舗情報(苫小牧) | 店舗名:ロゴスホーム苫小牧 所在地:苫小牧市拓勇東町2丁目18番21号 |
店舗情報(札幌) | 店舗名:ロゴスホーム札幌北 所在地:札幌市北区屯田7条5丁目2−1 |
店舗情報(登別・室蘭) | 店舗名:ロゴスホーム登別・室蘭 所在地:登別市若草町2丁目22-10 |
店舗情報(旭川) | 店舗名:ロゴスホーム旭川 所在地:旭川市宮前1条4丁目15-20 ワタナベビル1階 |
店舗情報(函館) | 店舗名:ロゴスホーム函館 所在地:函館市昭和4丁目3-24 |
太陽光パネルやHEMSシステムなども搭載
エコハウスゼロは、北海道の中でも室蘭、登別、伊達、苫小牧など胆振地方を中心に施工を対応する「住まいのウチイケ」が提供する省エネ住宅。杉の木を900本使用して建てられるエコハウスゼロは、地球環境にやさしいのはもちろん、太陽光パネルやHEMSシステムなども搭載しているため、家計にもうれしい仕様です。また、スタンダードなエコハウス構造よりさらに高性能な断熱システムを採用し、断熱材の経年劣化も少ない長期断熱機能を実現。太陽光パネルも長期保証※が魅力のパナソニック社製で、長きにわたり安定した暮らしが期待できると言えるでしょう。
※保証を受けるには条件が必要な場合があります。詳しくは住まいのウチイケへお問い合わせください。
いくら光熱費がぐっと抑えられると言われても、住んでみるまではやはり半信半疑でした。だけど、住み始めるとその効果は想像以上!たまたま太陽光の20年間全量買取を受けられる住宅ということもあるのですが、使うエネルギーより生み出すエネルギーの方が多かったんです。一般的な住宅仕様と比べると年間で約40万円もお得な理由が実感できました。電気代を節約すればするほど売電できるので、ウチでは積極的に節電しています(笑)
もともと知り合いが住まいのウチイケでお家を建てていたんです。遊びに行って素敵なお家だなと思っていました。その後モデルハウスを何件か見に行くと、どこも住み心地が良さそうで。ホームページにも詳しいことが書いてありましたし、もう住まいのウチイケさんで建てることしか考えませんでした。何より魅力的なのは高性能なところ。eco-houseの断熱仕様、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー優秀賞受賞ってすごいですよね!そこで我が家はU-BOXに決めました。
我が家は太陽光発電有りですが、2世帯住宅で空調室も2箇所あるので参考になるか分かりませんが、冬場の電気代は3万5千円(2月)で夏場は2万(8月)でした。2軒分の電気代と考えればそこまで高いとは思わないです。
去年建てましたが現時点では快適です。というか冬場の乾燥以外に不快に思ったことはないです。空調室にエアコン一台の全館空調ですが、夏場の30℃超えている時も家に入った瞬間めちゃめちゃ涼しいと感じます。冬場の乾燥は結構ありますが、乾燥が嫌な人は加湿器置けばいいと思います。エアコンは冬場と夏場は24時間つけっぱなしです。全部屋ほぼ同じ室温ですね。
会社名 | 住まいのウチイケ |
所在地 | 室蘭市八丁平5丁目44番5号 |
店舗情報(苫小牧) | 店舗名:苫小牧支店 所在地:苫小牧市ウトナイ北11丁目1番1号 |
“地球環境にも家族にも優しい住宅”をコンセプトに
苫小牧に本社を置き、地域密着型のハウスメーカーとして信頼を集めている大鎮キムラ建設。そんな同社が開発した省エネ住宅が「エネーラ+」です。エネーラ+は“地球環境にも家族にも優しい住宅”をコンセプトに、2030年に義務化すると言われる新省エネルギー基準の住宅性能をクリアした家づくりを行っているのが特徴。高気密・高断熱にこだわった省エネ性能はもちろん、太陽光発電システムとオール電化も搭載しているため、ランニングコストを抑えた経済的な暮らしを送りたい方にぴったりだと言えるでしょう。第一種換気を標準採用した、クリーンで快適な空間も魅力です。
毎日が快適です。太陽が出るたびにリビングにあるモニターでチェックし、家族でエコに取り組んでいます。家の中全体がとても暖かくて体調を崩すことが少なくなりましたし、冬でもソーラーがしっかり頑張ってくれたので、暖房光熱費の負担はほとんどありませんでした。 また、私たちの家の近くが飛行機の航路になっていることもあり、アパートに住んでいるときには騒音にも悩まされていましたが、今はほとんど気にならなくなりました。 エネーラ+(プラス)にして本当に良かったです。
実際に住んでみると一番驚いたのが断熱性能です、冬の期間、就寝前に暖房を切るのですが、夜中の室温は殆ど就寝前と変わりません、また、室内の温度設定が出来るため、無駄に熱くなりすぎたりせず、快適です。 暖房費に関しても、断熱性能が良いことによりかなり低く抑えられています、また、タイマーを細かく設定することが出来るので、そこでも無駄を省くことが出来て家計にやさしいです。
熱を逃がさない暖かな家で、想像していた以上の暖かさでした。発電量をリビングにあるモニターで見ることができるのですが、"今日はこれだけ発電したよ、使ったのはこれくらいだよ"と報告するのが子どもたちの日課になりました。賃貸住まいだった頃は子どもたちに"使ってない部屋の電気はこまめに消しなさい"と注意していたのが、この家に住むようになってからは言わなくても自然とやるようになりました
何度も細かい打ち合わせをし、たくさん注文させていただきましたが、一つ一つクリアしてもらい、ほんとに感謝です。そして家が完成!暖かいのはもちろんですが、窓や建具、フローリング、玄関・・・自分のこだわりが全て実現されています。(それもこの価格で)皆さん、買いですよ。
会社名 | 大鎮キムラ建設 |
所在地 | 苫小牧市日吉町1丁目4-6 |
店舗情報(札幌) | 店舗名:札幌店 所在地:札幌市東区東苗穂6条3丁目3番5 |
冬の平均気温が氷点下まで下がる北海道。寒冷地において暖房費を抑えつつ快適に過ごせる家づくりをするなら、省エネルギー性能を持つ家づくりをする会社として評価されたところから選びたいもの。そこでハウスオブザイヤーインエナジー(省エネルギー性能を持つ住宅に贈られる、栄誉ある賞[地域1.2(省エネ基準地域区分)])特別優秀企業2019に選ばれた※注文住宅会社についてご紹介します。
企画力と手厚いサポートが魅力
業界でも画期的なフランチャイズ方式を採用し、大手ハウスメーカーならではの企画力と地域密着型の工務店ならではの手厚いサポートの両立を実現しているアイフルホーム。より良い家の定義は時代によって違う、という考えで、現代のライフスタイルに寄り添った住まいづくりを心がけています。代表的なプランは、省エネ性能を搭載したデザイン住宅「FAVO」。平屋や中庭、スキップフロア、和モダンなどにも対応しており、自分らしい暮らしを叶えたい方におすすめです。
寒冷地の特性をしっかりと理解した家づくり
北海道を本拠地として、東北地方にも展開しているロゴスホーム。「北海道品質。北海道価格。」をモットーに、寒冷地の特性をしっかりと理解した「十勝型住宅」での家づくりを行っています。省エネ性能にこだわった商品が幅広く揃っており、ZEH対応の住宅も施工可能。営業から設計、現場、インテリアコーディネーターなどが一丸となったチーム体制で、とことんお客様の要望に寄り添った適正価格での住まいを提供している住宅メーカーです。
地球や家計にやさしい住まいづくりに取り組む
住まいのウチイケは、北海道の中でも室蘭、登別、伊達、苫小牧など胆振地方をメインに対応している工務店。住宅を通じてお客様に感動を与えよう、を企業理念として、地域でも比較的早く住宅性能表示制度に取り組むなど、誠実な仕事ぶりが窺える会社です。元々は下請け大工専門会社を前身としていることもあり、職人との関係性も信頼が厚いポイント。エコハウスゼロをはじめとする省エネ住宅にも対応しているので、地球や家計にやさしい住まいが気になる方は一度ご相談ください。
オーナーイベントにも積極的
苫小牧に本社を置く大鎮キムラ建設は、「とにかくお客様に喜んでもらうために、たくさんのありがとうをいただくために」をモットーに、施工中だけでなく建った後も信頼関係を築けるよう努めている工務店。エリアでの実績も豊富で、優れた省エネ性能を発揮するエネーラ+やスマートなコンパクトハウス、土間のある家、屋上のある住まいなど様々な商品を展開しています。オーナーイベントにも積極的ですから、家に関してもいつでも気軽に相談できそうですね。
建てた後のリフォームまで任せられる
柴田建設は、北海道の中でもオホーツク管内(湧別・遠軽・紋別・佐呂間など)を対象として施工を行う地域密着型の工務店。“本当に幸せを実感できる”家づくりをコンセプトに、打ち合わせから施工後のアフターサポートまで真摯に臨んでいます。ZEH住宅にも対応しており、快適性を徹底的に追求する独自のファース工法を用いた「ファースの家」が魅力。リフォームまで任せられるので、住み続ける中で修理や改修が必要になった時も心強いと言えるでしょう。
経済産業省の資源エネルギー庁によると、日本の家庭のエネルギー消費において冷暖房が約30%※(2022年3月時点)を占めていると言います。その点、外気への影響の少ない省エネ性能の高い住宅なら、この暖冷房のエネルギー消費を抑えることができ、快適に過ごせたり、光熱費も削減できたりします。これからの家づくりは、建てた後のことも考えて家庭でできる省エネを心がけたいものです。そこでここでは、省エネ性能の高い住宅とはどのような家のことを指すのか、またメリットとデメリットも解説していきます。
※参照元:経済産業省の資源エネルギー庁公式HP(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/)